診療方針を標準化することは自分の思い通りにできない等の制約がある一方，治療成績の向上やリスクの回避等のメリットが大きい．本書ではそのメリットを生かす試みとして，東京医療センターと関連施設の若手麻酔科医が協力して麻酔法の標．．．

章のはじめに“ポイント”として要点を纏め，章立て，文中，図表など，「麻酔・集中治療のための呼吸・循環のダイナミズム」より見直し・修正を含め新しく加筆．呼吸・循環管理の新しい流行を取り入れた最新の「呼吸・循環のダイナミズム．．．

術中神経モニタリングは外科医だけでなく，麻酔科医，臨床検査技師，臨床工学士などのチーム医療で施行される場合が多く，円滑な実施のためには，知識や方法の統一が重要．術中での神経モニタリング実施に必要なモニタリングの基礎的事項．．．

国試問題を手がかりに，研修医になってからも使える活きた知識，将来どの領域を専攻した場合でも応用できる臨床医としての土台を身につけられる講義！ ―まもなく医師の道を歩き始める全国の医学部6年生だけでなく，麻酔科をローテート．．．

麻酔科学領域の最近のトピックスの１つとして挙げられる“手術麻酔管理の質と手術予後”を行うにあたり，麻酔科医を含めた手術医療チームが,術前・術中・術後を通じた集学的な糖代謝管理を実践することが重要であり，必要とされる． 本．．．

虚血性中枢神経障害は，院外心停止患者の蘇生後の脳障害や，心臓血管外科・脳神経外科領域の術後にある頻度生じることなどの周術期管理上の課題等，依然大きな問題として残されている．これまでの虚血性中枢神経障害に関する課題と解決法．．．

本年5月に福岡で開催される日本麻酔科学会第63回学術集会の大会長でもある著者が，臨床医，麻酔科医に求められる態度を，学術集会大会テーマの『Harmony, Safty and Responsibility：命をつなぐ水脈．．．

本邦の周産期医療の環境変化を背景に，無痛分娩の変化や進歩，また無痛分娩を希望する産婦に更なる安全で質の高い無痛分娩を行うための改訂第 2 版．基礎編・臨床編・応用編で無痛分娩の実践を解説． 〔主な目次〕 基礎編 第１章　．．．

「臨床麻酔」誌で好評“特集”の単行本化．鎮静あるいは術中覚醒の防止という観点から「意識」の制御に関して専門家が最新情報を著述．麻酔領域に留まらず，科学史的にも興味深い書． 〔主な目次〕 鎮静 1．鎮静の評価 2．鎮静薬の．．．

初期研修医～麻酔科専門医までをメイン層として，いわゆる教科書ではなく，とっさの確認や，こういう患者にはどう対応したらよいか…等々「麻酔科虎の巻」． 〔主な内容〕 Ⅰ　術前診察と麻酔総論 １　術前診察 ２　術前の薬剤の中止．．．