術中覚醒は麻酔の合併症であるという考えを常に念頭に入れ, それを効果的に予防するための方法について検討し, 解説.

麻酔科医は毎日の麻酔の中で, 呼吸と循環が大きく揺れ動く状況を作り出したり, それを是正したり, 回避したりしている. 著者の長年の経験を踏まえ, 呼吸, 循環の相互作用をダイナミックに描く.

国際化時代の麻酔科医の必携書. この一冊で, 外国人への麻酔の説明と問診ができ, かつインフォームドコンセントも得られるようになっている. 手術室での麻酔中に使用する会話も付記してあり, 幅広いケースに対応できる.

日常診療の現場で, 検査, 小手術をスムーズに施行させるための適正な鎮静法, 鎮痛法を簡明に解説.

「わざ」 「極意」 に続く第 3 弾．特に救急集中治療分野で腕を振るうドクターの得意技を掲載. 麻酔科, 外科, 内科などの出身各科をベースに, Critical care physician としての執筆陣の熱い思いが．．．

インターネット上での討論を通じ若い医師たちが中心となって執筆した好評書の第二弾が登場. 科を超えた執筆陣が, その中で医師として, また人間として必要な事柄, 遭遇する問題とその解決法を提示して行く.

輸血療法で日頃疑問に感じていること, 輸血をとりまく問題点や方法を平易に解説.

緊急医療で求められるのは固定の知識の羅列より 「基本知識の展開能力」 であるとの認識から, 必要な知識をコンパクトに整理・集約し，臨機応変に対応した改訂第２版.

術後の疼痛コントロールは患者の予後にも影響する. そのため術後鎮痛は急速に普及したが, わが国ではその実効的なガイドが存在しなかった. 術後鎮痛の手法と, その基礎知識を示した書.

外科操作が侵襲となる過程から, 麻酔が侵襲を低減し, 侵襲情報の形成を修飾し, 反応を合目的化する点にまで言及.