東京都済生会中央病院では1995年よりクリニカル・パスづくりに取り組み, 大きな成果を上げている. クリニカル・パスの概要から, 同病院での導入と作業過程, さらに診断内容に準じてまとめられたパス, その活用と評価までの．．．

手術を受ける患者や家族は必ず何らかの不安や懸念を抱く. その不安を取り除くのは医療従事者の義務である. 手術にまつわる不安を解説し, 対応の必要な場合の要請に応える目的で編集. 医師のみならず最も身近かで接する看護職の方．．．

職業感染とその予防対策は新たな局面を向かえている. 医療従事者の衛生管理の重要性を強調し, 医療機関および医療従事者の危機管理のあり方にせまる.

日本における『日帰り手術』のパイオニア病院である鎌倉湘南総合病院のスタッフが, その臨床経験を基に解説した書. 日帰り手術の歴史とその変遷, それを取り巻く環境対応と将来の展望から, 疾患別にそのノウハウを公開. 日帰り．．．

MRSA感染症多発の再燃が懸念される中, 感染症対策を見直し, 実効のある対策を立て感染率の低減化をはかり, 併せて医療における経済効果をも高め, 患者サービスの向上を目指す. 各領域, 各科の臨床の第一人者がケース別に．．．

医療技術の進歩に伴い, 循環器系の手術は多くの病院で行うことが可能になった. 血液ガス装置もそれにつれ, 普及, 進歩を遂げている. 実際に血液ガス装置の設置病院, 担当者と接している著者が, 日常の業務の中で選んだテー．．．

医療の領域で日常的に使われている放射線や放射性物質について, その影響あるいは, コントロールの仕方を覚え, 活用することは必要不可欠である. 臨床現場で活躍する看護師, 患者, 医療従事者の放射線に対する不安に応え, ．．．

医学を“制御”という目で見たらどうなるかをテーマに, VMM（血管運動波）や換気の炭酸ガス制御のゲインの問題を含め, 血圧, 呼吸, 血糖などの制御の問題を, 工学, 制御理論を効果的に援用して明快に解説.

内科系, 外科系領域で汎用されている用語の中から136を選び, その概念をわかりやすく解説. 見やすいように領域別に用語を配し, どこからでも読みすすめられる.