麻酔科学・臨床麻酔 _ 臨床麻酔
筋弛緩回復剤
Selective Relaxant Binding Agent (SRBA)
スガマデクスの基礎と使い方
[ 臨床麻酔 ]
A 5 判・ 148 頁・定価 2,520 円 (本体 2,400 円+税) 2010 年 3 月
ISBN: 978-4-88003-838-4
スガマデクスを十分に理解して,良質な麻酔を目指し 「基礎」 「臨床」 「Q&A」 で簡潔に解説.
〈主な目次〉
基礎
1 スガマデクスの作用機序
2 薬物動態と薬力学
3 筋弛緩薬の残存
4 スキサメトニウムと, ロクロニウム + スガマデクスの比較
5 スガマデクスの発見と前臨床開発
臨床
1 通常使用量と投与時期
2 筋弛緩時の投与:量, 時期
3 緊急時の仕様
Q & A
①スガマデクス使用後の再挿管時はどうするか?
②ロクロニウム持続投与後の投与量は?
③新生児, 幼児, 小児, 高齢者での使用は?
④妊婦での使用と胎児への影響は?
⑤肥満患者での使用は?
⑥セボフルランと TIVA で差があるか?
⑦ロクロニウム投与後に, CVCI となった時
⑧迅速導入ではスキサメトニウムか, ロクロニウムか?
⑨腎不全患者への投与 (HD の有無)
⑩肝不全患者への投与
⑪重症筋無カ症患者での使用
⑫スガマデクスの筋弛緩薬以外の薬剤への親和性
⑬スガマデクス投与後の副作用
⑭ネオスチグミンは不要となるか?
⑮ネオスチグミンとの併用は可能か?
⑯術中筋弛緩の維持はどうするべきか?筋弛緩モニターは不要となるか?
⑰パンクロニウムの筋弛緩作用をリバースできるか?
麻酔法はどう変わっていくか
まとめ