集中治療・救急医学 _ 救急医学
大量出血
[ 救急医学, 臨床麻酔 ]
B 5 判・232 頁・定価 (本体 6,800 円+税) 2006 年 12 月
ISBN: 978-4-88003-787-5
大量出血にテーマを絞り, 生体反応, 周術期管理, 各外科手術における大量出血と治療方針, 画像診断, 輸液, 薬物療法, 輸血療法および輸血合併症など, 大量出血を取り巻く臨床的課題をまとめた. 麻酔科・外科・救命救急・集中治療医必読の書.
〈主な目次〉
I 血液の生理的役割
1.酸素代謝
2.二酸化炭素の運搬
3.血漿蛋白質の機能的役割
4.酸塩基平衡
5.止血,凝固,線溶
II 大量出血に対する生体反応
1.大量出血に対する循環応答と神経内分泌反応
2.大量出血時の止血/凝固機能の変化
3.大量出血と多臓器不全
III 大量出血と麻酔
1.麻酔中の心停止と大量出血 (日本麻酔科学会の偶発症例調査から)
2.大量出血患者の麻酔管理
3.周術期の出血とその対策
IV 外科手術と大量出血
1.脳外科領域の大量出血と治療方針
2.血管外科領域の大量出血と治療方針
3.腹部外科領域の大量出血と治療方針
4.産科領域の大量出血と治療方針
V 大量出血の診断・治療・対応
1.大量出血の画像診断
2.外傷による大量出血と初療
3.出血性ショックの治療(輸液療法)
4.出血性ショックに対する薬物療法
5.大量出血に対する血液製剤の使い方
6.大量輸血に伴う輸血副作用と対策
7.自己血輸血の現状と問題点
8.輸血の危機管理