米国での脳神経麻酔の臨床において，長年，大きな役割を果たしてきた原著の第4版を翻訳．基礎から判り易く解説されており，麻酔科レジデントに必携．脳神経外科レジデントや専門医にも知識の補完に大いに役立つ．

〔主な目次〕

第Ⅰ部　総説
　第１章　脳と脊髄の生理と代謝
　第２章　脳・脊髄生理に及ぼす麻酔の影響
　第３章　神経系モニタリング
　第４章　脳保護と脳蘇生
　第５章　脳神経外科の疼痛管理

第Ⅱ部　麻酔管理

　第６章　頭部外傷の麻酔
　第７章　天幕上腫瘍の麻酔
　第８章　後頭蓋窩手術の麻酔
　第９章　脳動脈瘤手術の麻酔
　第10章　虚血性脳血管疾患の麻酔
　第11章　内分泌脳腫瘍の麻酔
　第12章　てんかん手術，覚醒下脳腫瘍手術および術中 MRI の麻酔
　第13章　脊髄手術と麻酔
　第14章　小児脳神経外科の麻酔
　第15章　妊婦の脳外科手術麻酔
　第16章Ａ　透視下血管内手術の麻酔
　第16章Ｂ　画像診断の麻酔

第Ⅲ部　麻酔回復室と集中治療

　第17章　麻酔回復室での合併症
　第18章　脳神経外科患者の呼吸管理
　第19章　脳神経外科症例の循環管理
　第20章　輸液管理
　第21章　重症症例の栄養管理
　第22章　頭部外傷，卒中と脳死