麻酔科学・臨床麻酔 _ 臨床麻酔
君も麻酔科医にならないか
[ 臨床麻酔 ]
新書判・196 頁・定価(本体900 円+税) 2012 年 6 月発行
ISBN: 978-4-88003-867-4
普段、学生や研修医に語っている「私の麻酔との出会い」や「麻酔という仕事の面白さ」を、私は文字にしてこの本に込めた。麻酔に惹かれていった私の軌跡や麻酔科医として歩いてきた道のりを語ることで、麻酔の魅力を伝えることができるのではないかと思っている。
「君も麻酔科医にならないか」という私の誘いは、学生や研修医に向けたものではあるが、この本は、一般の人にも麻酔の仕事をよく知って欲しい、麻酔科医の生き様を知って欲しいという願いも込めている。 (「はじめに」より)
〔主な目次〕
はじめに
第一章 麻酔との出会い
1 いとこの麻酔死
2 最初に出会った麻酔科医
3 精神のことりより身体のことをする
4 どうして麻酔科を選んだか
第二章 麻酔科での出会い
1 初めての給料
2 外科教授の麻酔
3 走れハリー先生
4 ぞうさんの歌が好きだった先生
5 外科医との出会い
6 カンパイ先生に乾杯
7 大学を離れる
8 本との出会い
9 研究との出会い
10 恩師への恩返し
11 代替医療
12 北里から九州へ
第三章 学校に行こう
1 天命を待つ
2 熱烈歓迎
3 ニューオリンズの夜
4 痛みが進んでいる
5 アジアから世界に
第四章 趣味のすすめ
1 どんな趣味でもいい
2 スポーツのすすめ
3 出張ランニングのすすめ
第五章 麻酔のこれから
1 パイロットと麻酔科医
2 ガイドライン
3 緊急事態
4 燃え尽き
5 内外合一
第六章 君も麻酔科医にならないか
1 麻酔は研修の宝庫
2 麻酔科の早期カンファレンス
3 麻酔の仕事は一生続けるに値するか
4 若者たちに伝えたいこと
5 麻酔の進歩
6 今を生きる
あとがき