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オピオイド乱用・依存を回避するために
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書評

臨床医のためのガイド
オピオイド乱用・依存を回避するために

[ ペインクリニック ]

【監訳】細川豊史 京都府立医科大学教授
     山口重樹 獨協医科大学教授

A 5 変型判 ・ 268 頁 ・ 定価 ( 本体 3,200 円 + 税 ) 2013 年 8 月発行

ISBN: 978-4-88003-862-9

本書は,慢性〔疼〕痛の治療を専門とする医師であると同時に,慢性〔疼〕痛患者におけるオピオイドの乱用や不正転用を防ぐための執筆,講演活動,さらに麻薬依存患者の治療にも手腕を発揮している米国のLynn R. Webster氏らにより,医療従事者の教育のために執筆されたオピオイドに関する医学書である.また,日本語版の発行にあたり「日本における医療用麻薬製剤の法規制」を追記として盛り込んでいる.
 オピオイド治療の座右の銘として,「ペインクリニック治療指針」(ガイドライン)とセットで活用することを切望する.

〔主な内容〕

序文

第1章 オピオイドの乱用:有病率と疫学

第2章 依存・乱用の神経生物学

第3章 患者の行動とオピオイド乱用

第4章 オピオイド乱用のためのリスク因子

第5章 オピオイド乱用の危険性に関する患者評価

第6章 オピオイド乱用を最小限に留めるための患者モニタリング

第7章 オピオイド処方に関する法的な問題

第8章 乱用抑止のオピオイドの研究開発

追記 日本における医療用麻薬製剤の法規制

まとめ

日本語版でのあとがき



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