外科学 _ 小児科
小児虐待医学的対応マニュアル
-医療現場で子どもを守るために-
[ 小児科 ]
B 5 判・212 頁・定価 (本体 3,900 円+税) 2006 年 3 月
ISBN: 978-4-88003-748-6
虐待の判断, 救済には常に迷いがつきまとう. 疑わしいケースや対応に苦慮する場合の行動決定の一助となるよう企画された. 小児科のみならず, 子どもが訪れるあらゆる診療室に必携の医学的対応マニュアル.
〈主な目次〉
第Ⅰ章 子ども虐待とは何か
第Ⅱ章 身体的虐待を疑うとき
<1> いつ疑うか:身体所見と検査
<2> 虐待の画像診断
第Ⅲ章 心理的虐待を疑うとき
第Ⅳ章 ネグレクトを疑うとき
第Ⅴ章 性的虐待を疑うとき
第Ⅵ章 保育施設や学校から、虐待についての相談を受けたら
第Ⅶ章 新生児医療と虐待
第Ⅷ章 障害児医療と虐待
第Ⅸ章 Munchausen syndrome by proxy-子どもを代理としたミュンヒハウゼン症候群-
第Ⅹ章 虐待者への医師からの話し方
第Ⅺ章 関連機関との連携
<1> 児童相談所との連携
<2> 警察と司法
<3> 保健師との連携
<4> 地域小児虐待ネットワークとの連携
<5> 小児虐待と弁護士
第Ⅻ章 虐待に関連するストレス障害とその治療
第ⅩⅢ章 医学データのとり方、書き方
第ⅩⅣ章 子どもの虐待に関する法律と司法的救出