臨床検査診断学 _ ME・モニタ
バイタルサイン収集論
-いのちを守る医療の推進のために-
[ ME・モニター ]
A 5 判・162 頁・定価 (本体 3,800 円+税) 2006 年 4 月
ISBN: 978-4-88003-768-4
医療技術の進歩とその歴史を概説し, 生体情報をいかに収集し活用すべきかを体系的に紹介. 現場の医師や臨床検査技師はもちろん, 全ての医療従事者に読んで欲しい生体情報モニタの解説書.
〈主な目次〉
序章 バイタルサイン観察の変遷
1. 医学の源流へ遡る
2. 古代の生体観察
3. アスクレピオスの子孫たち
4. ヒポクラテスの洞察眼
5. 顕微鏡の発明から
6. サントリオ・サントリオの体温測定
7. 血圧への興味
8. なぜ 「血圧」 なのか
9. ラエネックの知恵
10. 人体を見つめてきた人びと
第1章 従釆からの医療機器技術
1. 体温と体温計
2. 心電図と心電計
3. 心電図モニタ
4. ホルタ心電計
5. 非観血式血圧計
6. 脳波と脳波計
第2章 最新の医療機器技術
1. パルスオキシメータの創始
2. 小型のバルスオキシメータの商品化
3. バルスオキシメータの技術向上
4. 加速度センサの変遷
5. アクティグラフと睡眠・覚醒評価
6. 身体活動の計測
7.バイオ・バランス・チッブ
第3章 モニタリング環境の拡大
1. 放射線の計測
2. 放射線を利用したモニタ機器
3. 核磁気共鳴とその応用
4. 核磁気共鳴下での生体情報モニタリング
5. 宇宙空間でのモニタリング
第4章 命をまもる医療へのバイタルサイン収集
1. 重症患者モニタから自己健康管理へ
2. セルフケアとしての生体情報モニタ
3. ウエルネスと予防医療
4. モニタの使命-いのちを守る医療のために