内科学 _ 消化器内科
臨床で役立つ
経腸栄養アドバンスドコース
経腸栄養の構造
[ 消化器内科 ]
A 5 判・128 頁・定価(本体 2,300 円+税) 2016 年 11 月 発売
ISBN: 978-4-88003-908-4
経腸栄養は食事を越えられるのか?経腸栄養が化学的,栄養学的,臨床的にどのような効果を有するのか…経腸栄養の構造(経腸栄養剤の種類と分類・各種成分・病態別栄養剤の特徴とその成分)と臨床応用(特徴と適応・周術期管理・重症患者における経腸栄養と栄養素・腸内細菌)について,その役割や意義,将来像を解説.
〔主な内容〕
巻頭言
Ⅰ部 経腸栄養の構造
1章 経腸栄養剤の種類と分類
はじめに
1. 経腸栄養剤の一般的分類
2. 経腸栄養剤のその他の分類
2章 経腸栄養剤の各種成分
はじめに
1. 主な栄養組織
2. 糖質,タンパク質,脂質の消化吸収
3. 糖質,タンパク質,脂質のエネルギー代謝
おわりに
3章 病態別栄養剤の特徴とその成分
はじめに
1. 肝不全用経腸栄養剤
2. クローン病に用いられる経腸栄養剤
3. 糖尿病に用いられる濃厚流動食
4. 腎不全に用いられる濃厚流動食
おわりに
Ⅱ部 経腸栄養の臨床応用
1章 経腸栄養の特徴と適応
1. 栄養管理の基本と栄養投与ルートの選択
2. 経腸栄養療法の特徴と利点
3. 経腸栄養療法の適応と効果
4. 早期経腸栄養の利点と静脈栄養の比較
2 章 周術期の経腸栄養管理
はじめに
1. 術前における経腸栄養管理
2. 術後における経腸栄養管理
3. ERASプロトコールと周術期栄養管理
おわりに
3 章 重症患者における経腸栄養と栄養素
はじめに
1. 重症患者の栄養投与経路に関して
2. 経腸栄養の投与計画
3. エネルギー投与量に関して
4. アミノ酸・タンパク質の投与
5. グルコース投与と血糖コントロール
6. 脂質投与,脂肪乳剤と経腸栄養
7. ビタミンと徴量元素
8. シンバイオテイクス
4章 経腸栄養と腸内細菌
はじめに
1. 腸内細菌叢
2. 経腸栄養時の下痢と腸内細菌叢の変化
3. 経腸栄養時の下痢と腸内細菌叢の病態的かかわり
4. プロバイオティクスとプレバイオティクス
索引
執筆後記
著者略歴