麻酔科学・臨床麻酔 _ 臨床麻酔
デクスメデトミジンの使い方
基礎と応用
[ 臨床麻酔 ]
A 5 判・276 頁・定価 (本体 5,200 円+税) 2007 年 6 月
ISBN: 978-4-88003-801-8
2004 年 5 月の本邦での発売を機に, デクスメデトミジンの基本的な内容と使用法を述べ, 応用編では様々なオフラベルでの使用法や小児, 特殊領域麻酔での使用法なども解説.
〈主な目次〉
第1章 デクスメデトミジンの基礎
1. 薬理学
2. 血中濃度、薬力学、脳波に及ぼす影響
3. 譫妄予防効果
4. 一般的使用法
5. 循環変動を避け得る投与方法
第2章 デクスメデトミジンの使用症例
1. 一般外科術後
2. 心臓外科術後
3. 脳外科
4. 循環器 (心不全・心筋梗塞時 IABP 実施中)
5. 循環器内科からみた有用性
6. NIPPV , BiPAP
7. 重症呼吸不全症症例における譫妄治療の有用性
8-1. 小児心臓血管手術後集中治療におけるデクスメデトミジンによる計画的鎮静-有効性と可能性-
8-2. 小児症例
9. 移植症例
10. 看護師からみた利点・欠点, 注意点
第3章 デクスメデトミジンの適応外使用
1. 脳外科手術におけるデクスメデトミジンの術中使用
2-1. 検査時-経皮的ラジオ波焼灼療法
2-2. 検査時-小児 MRI-
2-3. 検査時-TVT 使用時-
3. 術中使用
4. 緩和ケア領域でのオフラベル使用-硬膜外投与の使用経験-
5. 救急領域
6. 歯科麻酔-外来での精神鎮静療法を中心に-
第4章 今後の可能性
1. 神経保護
2. デクスメデトミジンの心筋保護作用
3. 脊髄保護
4. デクスメデトミジンの将来