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ポストモダンの医療論
-医学と哲学の接点-
[ 医学一般 ]
A 5 判・168 頁・定価 (本体 4,000 円+税) 2006 年 2 月
ISBN: 978-4-88003-761-5
医学, 哲学, 宗教等に造詣の深い著者が, モダン医療の問題点を指摘し, ポストモダン医療のあり方を考察. 今世紀の医療観や医療哲学について, 新しい発想で述べた医療論.
〈主な目次〉
第一部 ポストモダンの医療論 (1)
第1章 ポストモダンとは ?
Ⅰ.ポストモダンの年代論
Ⅱ.ポストモダン医療の展望
Ⅲ.なぜ医療費は爆発的に増加するのか ?
第2章 モダン医療の問題点
Ⅰ.医療批判の系譜
Ⅱ.構造機能的医療批判
Ⅲ.杜会構築主義的批判
Ⅳ.著者のモダン医療批判
第二部 ポストモダンの医療論 (2)
第1章 総論
Ⅰ.ポストモダン医療の方向
Ⅱ.医療多元論
Ⅲ.わが国の伝統医療の再発見
Ⅳ.産科の問題 ━分娩は疾病か ?━
Ⅴ.医薬品・医療器械の製造責任
第2章 各論
Ⅰ.ポストモダン医療の目指す方向
Ⅱ.ナラティブ・ベイスト・メディスン
Ⅲ.代替医療
Ⅳ.自然治癒力と近代医療の統合
Ⅴ.安楽死の問題
Ⅵ.移植医療
第3章 これからの医療政策と医療経済
Ⅰ.医療経済
Ⅱ.医療政策
第三部 医学と哲学の接点
第1章 医学と哲学
Ⅰ.構造主義
Ⅱ.ポストモダンの哲学とは
第2章 ポストモダンの医療倫理
Ⅰ.わが国の医療倫理問題の歴史
Ⅱ.医療倫理の基本
Ⅲ.医の伝統的職業倫理
Ⅳ.生命倫理学とは ?
Ⅴ.新しい医療倫理の必要性
第四部 ポストモダンの医療 ━補遺━
第1章 健康とは何か?
Ⅰ.健康の定義
Ⅱ.WHO の健康定義への反論
Ⅲ.健康と肉体崇拝
第2章 わが国の医療 ━近代以前━
第3章 民間療法
第4章 東洋哲学と医療
第5章 生命科学論
Ⅰ.構造主義生物学
Ⅱ.生命の誕生と散逸構造論
Ⅲ.ポストモダンのバイオインフォマティクス